2019年6月17日(月)

苫小牧埠頭の大型冷蔵倉庫、19年9月に稼働

2018/8/20 22:00
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苫小牧埠頭(北海道苫小牧市)は20日、苫小牧港で建設を計画している大型冷蔵倉庫の概要を発表した。敷地面積は2万8000平方メートルで、収容能力は2万トン。8月中に着工し、2019年9月に稼働する。総事業費は70億円。食品の鮮度を保ったまま長期保管できるようにし、物流機能を高める狙いだ。

新たな倉庫の収容能力は2万トン(イメージ)

苫小牧埠頭は苫小牧市が出資する倉庫・港湾運送業者。新たな倉庫は事業リスクを分散するため、17年12月に設立した特定目的会社(SPC)が建設・保有し、苫小牧埠頭が運営する。SPCには苫小牧埠頭のほか、日本政策投資銀行や日本通運、北海道空港(HKK、札幌市)が計4億4000万円を出資している。

新たな倉庫は農産物や水産物などの生鮮食品のほか、加工品も保管。高機能冷蔵庫や急速冷凍庫で鮮度を長く保ち、年間の出荷量を平準化できる。農産物の収穫期である8~10月に出荷量が偏っている現状を改善する。

新たな食品加工産業の育成も目指す。道内全域から食品を安定的に調達できる環境を整備し、周辺に食品加工産業を誘致。生産者と加工業者を引き合わせることで、道内の加工食品の市場拡大を後押しする。

苫小牧埠頭の橋本哲実社長は「地理的に近い新千歳空港と連携を強め、出荷ニーズに応じて多様な輸送手段を提案したい」としている。

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