2018年9月21日(金)

トリプルワン、ビットコイン採掘用7ナノチップ開発

スタートアップ
エレクトロニクス
2018/8/20 19:00
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 半導体開発スタートアップのTRIPLE―1(トリプルワン、福岡市、山口拓也社長)は、最先端の7ナノ(ナノは10億分の1)メートルの技術を活用したビットコイン用のチップを開発した。サンプルチップもできあがっており、今後は、性能検証とサンプルボードの開発を進める計画だ。

台湾TSMCから届いた「カミカゼ」。10月にも市販する計画だ

7ナノの半導体を使った「KAMIKAZE」

 開発した7ナノ半導体の集積回路(ASIC)「KAMIKAZE(カミカゼ)」は、ビットコインの採掘(マイニング)に特化したチップだ。16ナノのチップを活用した従来機器と比べると2倍近くの計算能力を持つという。

 2月に設計を完了し、半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)で製造した。7ナノのチップの製造には設計完了から約5カ月かかるとされ、今月サンプル品が同社に届いた。

 トリプルワンは、国内外の大手半導体メーカーで設計などに携わった研究者を抱える。今回のカミカゼの開発にも、国内外の大手で培った技術や知識を総動員した。

 すでにTSMCで量産を始めており、10月にはチップの販売を、11月にはチップを組み込んだマイニングユニットの販売を始める計画だ。販売価格は未定だという。(矢野摂士)

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