2018年11月14日(水)

樹脂材料の耐候性加速試験を1日で、OKIエンジが受託

科学&新技術
BP速報
2018/8/20 20:00
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試験の様子(出所:OKIエンジニアリング)

試験の様子(出所:OKIエンジニアリング)

OKIエンジニアリングは、樹脂材料・製品の耐候性加速試験を1日で行う試験受託サービスを2018年8月17日から始める。樹脂材料の選定を行う樹脂メーカーや装置開発メーカーは、短期間での紫外線による加速試験が可能になる。

国内外の規格に準じた耐候性試験では、評価手法が多岐にわたることもあり、これまでは数週間から数か月の試験期間が必要だった。これを1日で実施できる方法をOKIエンジニアリングが確立した。UVランプ(キセノンランプ)などを使用した紫外線照射装置を熱分解ガスクロマトグラフ質量分析装置(Py/TD-GC/MS)に接続した簡易耐候性試験システムを構築。1mg程度の樹脂試料に、紫外線を照射すると同時に、試料を昇温加熱することによって発生するガスを質量分析法で検出する発生ガス分析法(EGA-MS:Evolved Gas Analysis Mass Spectrometry)による化学的定量分析を行うことで、耐候性試験を1日で実施する。

併せて、試験前後での化学的構造の定量評価により、紫外線による劣化度合いを簡易的に評価する。また、完成品では従来の規格試験と合わせてワンストップで行うことで、より耐候性の高い製品開発が可能になるとする。

価格は検体ごとに24万円(税別)。年間1000万円の販売を目指すとしている。

(ライター 森元美稀)

[日経 xTECH 2018年8月17日掲載]

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