2018年9月23日(日)

台湾蔡総統がNASA施設訪問 米が異例の厚遇、中国反発も

米中衝突
中国・台湾
2018/8/19 21:01
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 【台北=伊原健作】外遊中の台湾・蔡英文総統が米現地時間19日午前、米テキサス州ヒューストンの米航空宇宙局(NASA)ジョンソン宇宙センターを訪問することが分かった。台湾の中央通信が報じた。台湾の総統が米本土の政府関連機関を直接訪れるのは初めて。米国が台湾との親密さを見せつけ、中国をけん制している可能性がある。中国は反発しそうだ。

 総統府筋が外遊に同行した台湾の記者団に明らかにした。蔡氏は12~20日にかけて中南米を歴訪し、19日には帰路の経由地であるヒューストンに滞在する。同センター内にある管制室などを視察する予定という。

 今回の外遊では蔡氏に対する米の厚遇ぶりが鮮明になっている。蔡氏は13日、往路でロサンゼルスに立ち寄った際にレーガン大統領図書館を訪問。レーガン氏の米台関係への貢献をたたえる談話を発表した。台湾の総統が米本土の公開の場で談話を出すのは異例。従来、米国は中国への配慮から台湾の総統が領内を経由する際にはメディア対応などを厳しく規制していた。

 米は通商やアジアの安全保障を巡って中国との摩擦が激化しており、台湾問題を中国をけん制するための外交カードとして活用する場面が増えている。3月には台湾とのあらゆるレベルの高官の往来を促進する「台湾旅行法」が成立。同法が成立して以降、蔡氏が米を訪れるのは初めてだった。

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