2018年11月16日(金)

メキシコ、新空港建設で国民投票へ 次期大統領表明

中南米
2018/8/18 6:23
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【メキシコシティ=丸山修一】メキシコのロペスオブラドール次期大統領は17日、メキシコシティ新空港の建設続行を巡って、10月下旬に国民投票を実施する方針を明らかにした。選挙期間中には費用がかかりすぎるとして建設中止を訴えていたが、経済界などが強く反発。選挙後は最終的な判断を先送りしていた。

建設が進むメキシコシティ新空港=ロイター

記者会見したロペスオブラドール氏は「(建設続行か否かは)非常に難しい問題だ。間違いがないように国民の意見を聞きたい」と話した。同氏は建設を中止した場合は1千億ペソ(約5800億円)が無駄になるが、このまま建設を続ければ第1期工事だけで2850億ペソが必要だと指摘した。

メキシコシティ新空港は、現在のペニャニエト政権で最大のインフラ案件で、ロペスオブラドール氏は「予算の無駄遣い」と強く批判してきた。ロペスオブラドール氏は対案として現在のメキシコシティ空港を存続させた上で、同空港から約40キロメートル離れた空軍基地に新たに2本の滑走路と旅客ターミナルを建設することで費用を大幅に削減できると主張している。

ただ、新空港の建設中止には経済界が猛反発している。ロペスオブラドール氏は当選後、急速に経済界との関係改善を進めており、建設が続行する可能性が高まっている。

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