銅軟調、世界景気に黄信号 中国減速で需要減の観測
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銅価格の下落基調が鮮明だ。米中両国の貿易戦争の激化で主要需要国の中国で景気悪化が懸念されている。米国の長期金利上昇で新興国通貨も下落し、世界的に需要が落ち込むとの観測が根強い。銅は建材や自動車など幅広い分野に使われ、世界景気の先行指標といわれる。軟調な銅相場は景気減速が強まることを暗示している。
指標となるロンドン金属取引所(LME)の3カ月先物価格は日本時間17日夕時点で1トン5900ドル前後。...
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