脳卒中の重症化防げ 兵庫医大、救急現場向け判別システム開発
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脳卒中の重症化を防ぐ取り組みが関西で進んでいる。兵庫医科大学(兵庫県西宮市)は、このほど病院への搬送前に救急隊員が脳卒中の症状をサイト上で判別できるシステムを開発した。脳卒中は処置が遅くなると治療法は限られる。素早い判断で治療の手立てを増やし、重い後遺症や死亡のリスクを抑える狙いだ。
兵庫医大が開発したシステムはタブレット端末などを通じて患者の脳卒中の種類を判別する。救急隊員が「突然の発症」「顔面...
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