パンに相次ぎ針混入、けが人なし 福岡市のスーパー
福岡県警中央署は16日、福岡市中央区のスーパーマーケット「サニー赤坂店」で今月12日と15日に客が購入したパンから縫い針が相次いで見つかったと明らかにした。けが人はいなかった。同署は何者かが故意に入れた偽計業務妨害の疑いもあるとみて捜査している。
同署によると、今月12日に同市城南区の女性(58)が購入したパンを食べようと口に含んだところ、パンの中から針を見つけた。さらに同市早良区の男性(20)が15日に購入したパンを食べたところ、違和感を覚えてパンを調べ、中から縫い針を発見した。
陳列された他の商品に針が混入された形跡はなかったという。同店で商品から針が見つかったのは初めて。数日のうちに同じ店舗で相次ぎ発見されたことから、同署が針混入の経路などを調べている。