2018年11月20日(火)

京東、3割増収も赤字幅拡大
無人スーパーなどへの投資拡大

2018/8/16 22:00
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【上海=松田直樹】中国の電子商取引(EC)2位、京東集団(北京市)が16日発表した2018年4~6月期決算は、最終損益が22億元(約352億円)の赤字(前年同期は5億元の赤字)となった。ユーザー数や売上高は伸びたが、顔認証など最新の技術を活用した無人店舗や物流などへの投資が増え、赤字幅が大幅に拡大した。

売上高は前年同期(932億元)より約3割増えて1222億元だった。ユーザー数は約3億1千万人で約2割増えた。ただ、今年から展開を始めた無人スーパーは18年内に500店の出店を計画していたが、現在は20店にとどまる。EC事業に依存する事業構造から脱却しようと、無人店や高級スーパーなどリアルの小売店舗の展開にも力を入れているが、投資先行の状況が続いている。

京東は6月に開いた創業記念セール期間中の取引額が過去最高の2兆7千億円を超えるなど、EC事業の拡大が引き続き成長を支えている。6月には米グーグルと資本業務提携を発表した。グーグルから5億5000万ドル(約600億円)の出資を受け入れており、グーグルが展開するグーグルショッピングに京東の商品を供給する計画で海外事業の構築につなげる。

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