2019年1月20日(日)

宇宙・サイバー・電子戦3分野に重点 防衛省が概算要求で基本方針

2018/8/16 19:00
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防衛省は16日、自民党の国防部会・安全保障調査会合同会議で2019年度予算案の概算要求に向けた基本方針を説明した。宇宙、サイバー防衛、電磁波を扱う電子戦、の3分野で対応能力を高める考えを示した。陸海空の枠をこえて対応する「領域横断(クロス・ドメイン)作戦」の実現を目指すと明記した。

サイバー攻撃に対処する「サイバー防衛隊」の拡充や、宇宙を監視するシステムの整備費用などを盛り込む見通しだ。

基本方針には弾道ミサイルや巡航ミサイルへの対応を強化することも掲げた。陸上配備型の迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の導入に向けた関連費用を計上する予定だ。

中谷元・安全保障調査会長は会合後に「自衛隊が任務を果たすのに十分な予算であってほしい。人の確保もしっかりやってほしい」と語った。

防衛省は月内に概算要求の具体的な内容を詰める。18年度予算は米軍再編費などを含め概算要求段階で5兆2551億円を計上し、当初予算は5兆1911億円だった。19年度は5兆3千億円超を要求する方向で調整しており、過去最大を更新する見通しだ。防衛費は第2次安倍政権になって編成した13年度予算以降、6年連続で増え、15年度以降は最大を更新し続けている。

防衛費は5カ年の中期防衛力整備計画(中期防)に沿って編成する。政府は年末に19年度からの計画を策定する。19年度予算は中期防の初年度にあたり、防衛省はできるだけ多く財源を確保したい考えだ。

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