近鉄不動産、名古屋で長期滞在型アパート リニア開通にらみ
近鉄不動産は16日、長期滞在者を対象としたサービスアパートメント事業に参入すると発表した。このほど名古屋市中心部で分譲・賃貸マンション「ローレルタワー名古屋栄(仮称)」を着工し、全体の一部をサービスアパートメントにする。リニア中央新幹線の開業を控え、名古屋の都市機能が広がるとみて居住や長期滞在の需要を取り込む。
ローレルタワー名古屋栄は2020年12月中旬に完成する。敷地面積が1312平方メートルで、地下鉄伏見駅から徒歩4分と市の中心部に位置する。総戸数124戸のうち、76戸を分譲する。賃貸とする48戸のうちの一部をサービスアパートメントとする計画で、戸数は未定。クリーニングの手配など高級ホテルのような手厚いコンシェルジュサービスや、店舗区画も用意するという。
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