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スタートアップの資金調達4割増 18年1~6月1732億円

国内スタートアップ企業の資金調達額が2018年1~6月に1732億円となり、過去10年で過去最高を更新した。調査会社のジャパンベンチャーリサーチが16日発表した。前年同期に比べると約4割増えた。7月以降も大型調達が続いており、18年通年では17年(2921億円)を上回り、4000億円に迫る見通しだ。

上半期の調達社数は665社で、このうち金額が判明したのは554社。1社あたりの調達額の平均値は3億1210万円と17年通年を11%上回り、大型化の傾向が続いている。事業が成長期に入り上場を視野に入れる企業が金額を集めている。

18年6月にはフリマアプリのメルカリが東証マザーズに上場。一時7000億円を超える時価総額を付けたこともあり、スタートアップへの注目度が高まり、ベンチャーキャピタル(VC)に資金が集まりやすくなっている。新規事業の創出を狙う大企業によるスタートアップ投資も活発だ。

調達額が最も大きかったのが配車アプリのジャパンタクシー(東京・千代田)。トヨタ自動車などから85億5000万円を調達した。インターネット証券のフォリオ(東京・千代田)はLINEなどから69億8000万円を調達するなど、金融とITを融合した「フィンテック」分野で大型案件が目立った。

下半期に入ってからも8月にクラウド会計ソフトのフリー(東京・品川)がLINEや三菱UFJ銀行などから総額65億円の調達を発表するなど、金融機関や事業会社との提携も視野に入れたスタートアップの大型増資が相次いでいる。ジャパンベンチャーリサーチは「18年通年では4000億円近い水準で着地するのでは」と予想する。

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