2018年9月26日(水)

パラグアイ、ベニテス大統領就任 親ビジネス継承
台湾の蔡総統とも会談

中国・台湾
中南米
2018/8/16 3:26
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 【サンパウロ=外山尚之】南米パラグアイで15日、マリオ・アブド・ベニテス氏(46)が大統領に就任した。ベニテス氏は海外投資誘致や貧困対策の加速、汚職対策などを進めると宣言。任期中に年平均6%の経済成長を実現したカルテス前政権の親ビジネス路線を継承する方針を明らかにした。任期は5年で、再選は認められない。

15日に就任した、パラグアイのベニテス大統領(左)(アスンシオン)=ロイター

 ベニテス氏は4月の大統領選で過去70年の間、ほぼ与党として同国に君臨するコロラド党の候補として勝利。税率を低く抑え農畜産物や自動車部品などの輸出を促進する、これまでの政策を引き継ぐ。ベニテス氏は就任演説で「国民を貧困から脱出させ、失業率を減らす」と発言し、ビジネス環境の整備に力をいれると強調した。また司法の独立性を高め、汚職対策を進展させると述べた。

 就任式典には中南米各国の首脳に混じり、台湾の蔡英文総統も出席。パラグアイは台湾と外交関係を保有しており、軍事面でも協力するなど関係が深い。

 近年、中国が台湾と国交を保有する国の切り崩しに動く中、パラグアイ国内でも経済界を中心に中国との国交樹立を望む声が上がる。蔡氏は14日にベニテス氏と会談し、パラグアイのインフラ整備や輸出拡大に協力すると表明。経済関係を深めることで、断交を未然に防ぐ狙いだ。10月にはベニテス氏が台湾を訪問するという。

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