2019年8月19日(月)

ヤマハ発、無人ヘリで工事資材運搬 産業用に拡販

2018/8/14 22:30
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ヤマハ発動機は2019年度から産業用無人ヘリコプターを工事用資材の運搬向けに本格的に売り出す。九州電力との実証実験で実用化のメドがついたことから、販売先を拡大する。これまで農薬散布など農業向けが中心だったが、重い荷物も運べるガソリンエンジンの利点を生かして新たな用途を開拓する。

実証実験では1日に700キロ近い資材を運んだ

ヤマハ発と子会社の西日本スカイテック(福岡県筑紫野市)は17年度から、宮崎県日向市にある九電の送電線建設工事の現場で無人ヘリ「FAZER R G2」を使い資材や機材の運搬を試験してきた。5月には1日に672キログラムの資材運搬を達成し、事業化できると判断した。

ヤマハ発は1987年に農業用の無人ヘリを製品化し、水田の農薬散布向けでは国内市場をほぼ独占している。韓国の水田や、米カリフォルニア州のブドウ畑など海外での販売にも力を入れている。

九電との実証実験に使った機種は自動航行機能を備える。全長は約3.7メートルで、一度に最大26.5キログラムの荷物を運ぶことができる。ヤマハ発は今年からバッテリーとモーターで駆動する小型無人機(ドローン)にも参入したが、強みを持つ比較的大型のガソリンエンジンで動く無人ヘリの用途を広げる。

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