スルガ銀、元行員が預金約1億6500万円を不正解約

2018/8/14 16:31
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スルガ銀行は14日、元社員が顧客の定期預金を無断で不正に解約していたと発表した。被害は3人に対して総額で約1億6500万円。業務手続きが遅れていたことなどを理由に、企業への融資金に流用していた。スルガ銀は社員を13日付で懲戒解雇しており、今後刑事告発に向けた手続きを進める。

発生期間は2015年4月24日~18年6月1日の間で、部署は本店営業部(静岡県沼津市)。6月13日に預金者から問い合わせを受け、社内調査で発覚した。職場の責任者など関係者に対する処分も今後、実施する。

被害者3人に対しては、謝罪をしたうえで解約前の状態に戻す措置をした。スルガ銀は本件に関して社内で調査をし、同様の事案は他に確認していないとしている。スルガ銀の担当者は「再発防止に全社をあげて取り組む」と話した。

預金の不正解約は、6月に設立した企業文化・ガバナンス改革委員会(委員長・木下潮音弁護士)に報告した。改革委の助言を受け、再発防止に向けた内部管理体制を強化する。スルガ銀をめぐっては、シェアハウスなどで融資過程での不正が問題化している。

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