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シフトとマネフォ系、IT中小に売上金を前払い

ソフトウエアテストのシフトとマネーフォワード子会社のMF KESSAI(MFケッサイ、東京・千代田、冨山直道社長)はIT(情報技術)システム開発を担う中小企業を対象にした売上金の前払いサービスを始めた。両社が持つ財務データと開発実績のデータを組み合わせて与信に活用。資金繰りに悩む中小企業の支援につなげる。

SHIFT KESSAI(シフトケッサイ)は、ITシステム系の中小企業向けに発注元に代わって報酬を事前に支払うサービスだ。中小企業が発注元に対して持つ債権を、シフトとMFケッサイ側が買い取る。その対価として、発注元が支払う額と同等の金額から数%の手数料を差し引いて、中小企業に支払う。中小企業がシステムを納品すると、発注元からシフトとMFケッサイ側に報酬が支払われる。

ITシステムの開発現場には、業務を担当する企業の多層構造がある。大手のシステム開発会社は下請けの中小企業の技術力に頼る一方、現場の人員不足による人件費の高騰などで資金繰りに窮する中小企業が少なくない。中小企業庁などの調査によると、情報通信業に属する企業は1年間で1%が倒産しているという。

金融機関などがIT系の中小企業の技術力を定量的に評価するのが難しく、安定した融資を受けられないことが背景の一つだ。そこで、シフトが企業の技術力を審査し、MFケッサイが財務状況を審査して、支払い能力があるかなどをチェック。数カ月後に確実な入金が見込めていても「今月の従業員への給与給料が支払えない」「システム維持費の工面が難しい」といった悩みを抱える中小企業を支援する考えだ。(矢野摂士)

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