2018年11月18日(日)

前橋商議所、「アニメツーリズム」で観光活性化探る

2018/8/13 21:10
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前橋市出身の詩人、萩原朔太郎をテーマにした清家雪子さんの漫画「月に吠えらんねえ」の人気を受け、前橋商工会議所は「アニメツーリズム」による観光活性化を目指して調査を始める。

前橋文学館の「月に吠えらんねえ」展は、前橋駅に主人公の案内板を設置するほど人気を集めた

今年度は20~30代の首都圏在住・在勤の女性や朔太郎をテーマにしたマンガ作品のファンを対象に、旅行の動機や目的、購入したい土産品などの調査を行う。結果を踏まえて「聖地巡り」のモデルコース選定や、土産品の開発などを進めたい考えだ。

商工会議所の担当者は「漫画をきっかけに今までと違う客層に前橋を訪問してもらい、本物の朔太郎にも関心を持ってほしい」と話す。

「月に吠えらんねえ」は朔太郎の詩をイメージしたキャラクター「朔くん」を主人公に、日本近代の詩歌を基に作られた登場人物が活躍。昨年、前橋文学館が開いた企画展は好評で、女性ファンを中心ににぎわった。群馬県外からの来場者も多かったという。文学館は人気の高さから企画展終了後も一部のパネル展示を続けている。

このほか、日本文学をテーマにした人気ゲーム「文豪とアルケミスト」から、朔太郎に関心を持つ人も増えている。

このほど「アニメツーリズムによる詩・文学のまち前橋のブランド確立」というテーマで、中小企業庁の「地域力活用新事業全国展開プロジェクト」に採択された。3年ほどかけて地元企業などと連携した事業化を目指す。

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