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グルメアプリのギンカン、セレスと提携

GINKANの神谷知愛社長

ブロックチェーン(分散型台帳)を活用したグルメアプリを手がけるGINKAN(ギンカン、東京・新宿)は、セレスと資本業務提携した。セレスと個人投資家を引受先とする第三者割当増資で総額8000万円を調達。利用者の投稿にトークン(代替通貨)を発行するグルメ交流サイト(SNS)のサービス開発に充てる。

ギンカンのグルメSNS(交流サイト)「シンクロライフ」は人工知能(AI)が、利用者の位置情報や料理のジャンル、ページの閲覧時間などを基に利用者にお薦めの店を紹介する。日本語や英語、中国語、韓国語の4言語に対応しており、登録者数は約3万7000人に達するという。

利用頻度や投稿数などに応じて称号を与えるゲーミフィケーションの要素を取り入れてきたシンクロライフ。今月からはトークンで利用者に報酬を与える仕組みを導入した。これまで紹介されていなかった店舗について投稿したり、投稿を見た他の人がお気に入りしたりするなど「SNSへの貢献度を評価する仕組みを設け、質の高い情報につなげる」(神谷知愛社長)。

ギンカンは飲食店の集客支援を手がけていた神谷氏が2015年に設立した。17年9月に香港子会社を通じて、仮想通貨技術を使った資金調達(ICO)で5000万円相当を調達、この資金を基に韓国などでも多く利用されているアプリにつなげた。神谷社長は「国内だけでなく、海外での普及をめざす」と意気込む。

現在は利用者同士が情報交換するSNS機能が中心だが、飲食店との連携を急ぐ。まずはトークンを食事券と交換したり、店舗での決済で使えたりできるようにする仕組みを追加する予定。利用者によるレビューを基に来店した利用者の支払金額の数%を店舗側から手数料として受け取るビジネスモデルを想定している。

(駿河翼)

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