2019年1月24日(木)

国民民主代表選 玉木・津村氏対決軸に 政権「対峙」に傾く

2018/8/13 19:00
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9月4日投開票の国民民主党の代表選をめぐり、津村啓介元内閣府政務官は13日、正式に立候補すると表明した。すでに玉木雄一郎共同代表が出馬表明しており、選挙戦は両氏の対決が軸となる。ともに2019年夏の参院選を見据えた野党共闘を訴えており、共闘の具体的な進め方が争点になる可能性がある。

国民民主代表選への立候補を表明する津村啓介氏(13日午後、党本部)

国民民主代表選への立候補を表明する津村啓介氏(13日午後、党本部)

津村氏は13日、党本部で記者会見し「前身の旧希望の党から続く党勢の低迷を打破する」と表明した。津村氏の陣営には牧義夫、階猛両衆院議員らが加わる。立候補に必要な国会議員10人以上の推薦人の確保に関しては津村氏は「自信がある」と述べた。

参院選に向けて野党共闘を推進することはこれまで津村氏が強く訴えていた。ところが玉木氏は10日の出馬会見で、安倍政権に対して「対決しないと取られることもあったので修正したい。我々は解決もするし対決もする」と表明した。これを受け、津村氏は13日の記者会見で「私の一貫した主張に、玉木氏がなびいてきた」と話した。

玉木氏ら執行部は先の通常国会で「対決より解決」を掲げた。働き方改革関連法やカジノを含む統合型リゾート(IR)実施法の国会攻防では、徹底抗戦よりも与党と話し合って付帯決議をまとめることを優先した。こうした戦術は立憲民主党などと食い違いを生み、国会対応で野党がぎくしゃくする一因となった。

玉木氏はこうした国会対応を振り返り「党代表選を通じ、執行部に欠けていたものを浮き彫りにし、党運営に反映させていく」と表明している。共産党を除く他の野党に、衆参両院での統一会派結成や、共同の選挙対策本部を呼びかける考えだ。「安倍政権に対峙できる野党の大きな塊をつくっていきたい」と語った。

津村氏は13日の出馬会見で、共闘の進め方について違いを強調した。津村氏はまずは岡田克也元副総理ら衆院会派「無所属の会」と合同の国会対策委員会を設置するよう提案した。立民との統一会派よりも「現実的だ」と訴えた。参院選での公認については「候補者の事前調整を徹底すべきだ」と語った。「共産党を含め、最も安倍自民党が嫌がる選挙対策をする」と述べ、共産党との選挙協力に含みを持たせた。

選挙戦では玉木、津村両氏ともに安倍政権への対決姿勢を強める方向性を打ち出した。党幹部からは「野党共闘を口にするのは簡単だが、現実には難しい」との声が出ている。

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