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日航機墜落33年、慰霊登山 遺族「御巣鷹の尾根」で

乗客乗員520人が亡くなった1985年の日航ジャンボ機墜落事故から33年となった12日、遺族や関係者が墜落現場だった群馬県上野村の「御巣鷹の尾根」に慰霊登山した。

遺族らは墜落地点の「昇魂之碑」の前で黙とうし「安全の鐘」を鳴らして空の安全を祈願。奈良県御所市の自営業、田仲威幸さん(68)は妹の仁美さん夫婦と生後間もないめいを亡くし、「体が動く限り、お参りしたい。遠くに行ってしまったと納得するには20年以上かかった」と線香に火をともした。

女優だった長女の由美子さん(当時24)を亡くした東京都大田区の吉田公子さん(84)はつえを手に尾根へ。「娘はいつも心の中にいるけど、8月12日にここに来ると、近くに来られた気がする。30年以上も登るとは思っていなかった。毎年きついが、できる限り登り続けたい」と遺品のタオルで汗を拭った。

事故遺族らの高齢化が進み「来年は登れるか分からない」と憂慮する声もあるなか、今年7月には段差の大きい登山道の階段に切り株状の補助階段が取り付けられた。

午後には日航の赤坂祐二社長も尾根に登って献花し、墜落時刻の午後6時56分に合わせた夕方に麓の「慰霊の園」で追悼慰霊式が開かれ、遺族や日航関係者が参列する。

事故では出張の会社員やお盆の帰省客が犠牲となり、歌手の坂本九さん(当時43)ら著名人も亡くなった。死者数は単独の航空機事故としては現在でも世界最悪。〔共同〕

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