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池江、100バタで金 今季世界1位の好タイム

日本記録を何度塗り替えても高くそびえ立っていた国際大会の表彰台に、大会初日についに手が届いた。飛ぶ鳥を落とす勢いで成長する池江の次なるターゲットは、得意の100メートルバタフライの金メダル。「勝ち癖をつけろ。予選も一番でいけ」という三木二郎コーチの指示通り、大会記録を更新して1位通過した。

女子100メートルバタフライを日本新記録で優勝し、ガッツポーズする池江=共同

不安を打ち消すほどの自信を携え「待ちに待っていた」という決勝の舞台。力強く飛び出し、この2カ月磨いた瞬発力で25メートル過ぎにはトップ。ひとかきごとにぎゅん、と伸び、女王ショーストレム(スウェーデン)の世界記録を大きく上回る25秒89でターンした。

「想像以上に前半が速かった」影響で後半は失速したが「隣の選手もばてているのが見えた」。パンパンの腕を諦めずに回し続け、思い焦がれた「金」をつかみ取った。

この種目で今年3度目の日本新は今季の世界ランキング1位のタイムで、昨年の世界選手権でも2位に相当。1年前の夏、世界との差にぶつかって泣き崩れた、か弱い少女の残像は完全に消えた。この4カ月だけでも0秒38縮め、「イケエ」の驚異的な強さをライバルに知らしめている。

世界で2人しか出していない55秒台は「すぐ出ると思いますよ」。女王との差こそまだ0秒6あるが、背中はぐんぐん大きくなってきた。「今日のレースはまだ満足できない。サラ(ショーストレム)の記録を抜かしたら(東京五輪の)金メダル宣言をしたい」。この勢いなら、と思わせる快泳だった。(堀部遥)

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