タカラバイオ、初の医薬品申請へ ウイルスでがん退治
[有料会員限定]
宝ホールディングス子会社で製薬会社に試薬を提供しているタカラバイオは年内に、生物の力を借りてがんを治療するバイオ医薬品の製造・販売ができるよう、厚生労働省に承認申請する。認められれば、約40年にわたりバイオ研究の支援にたずさわってきた同社の初の薬となり、製薬会社への脱皮がかなう。
タカラバイオはまず、皮膚の色素をつくる細胞やほくろががんに変化した悪性黒色腫(メラノーマ)の薬として申請する。国の審...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り612文字