2018年10月19日(金)

街道巡る山車、色鮮やかに 北海道で370年続く祭り

2018/8/10 22:53
保存
共有
印刷
その他

北海道南部の江差町で10日、370年以上の歴史がある「姥神大神宮渡御祭」の本祭が始まった。武者人形やちょうちんで飾られた色鮮やかな山車が、江戸時代末期の面影が残る街道を巡った。

姥神大神宮渡御祭で、街道を巡る蛭子山(手前)など色鮮やかな山車(10日午後、北海道江差町)=共同

姥神大神宮渡御祭で、街道を巡る蛭子山(手前)など色鮮やかな山車(10日午後、北海道江差町)=共同

10日は小雨の中、子供たちが笛や太鼓の祭りばやしを奏で、山車13台が次々に神宮前を出発。法被姿の参加者らが「よーいよーおい」の掛け声とともに力強く山車を引いた。祭りは11日まで。

町によると、ニシンの豊漁を神に感謝したのが起源で、北海道最古の祭りとされる。山車の一つ「蛭子山」は今年、107年ぶりに新調され、明治以前に京都の人形彫刻師が作った人形「蛭子様」を乗せて練り歩いた。

江差町は、江戸時代に日本海を往来した北前船を通じて京都との交流が深く、祭りばやしも京都の祇園祭の流れを引く。

熊本市から訪れた看護師、甲谷愛さん(45)は「雨は残念だけど、一つ一つの山車に違いがあって楽しい。来て良かった」と笑顔だった。〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報