2018年10月17日(水)

北関東3県、18年度最低賃金26円上げ 地方審答申

北関東・信越
2018/8/10 21:30
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北関東3県の地方最低賃金審議会はそれぞれ、2018年度の最低賃金の改正について各県の労働局長に答申した。3県とも17年度より時給を26円引き上げ、栃木は826円、茨城は822円、群馬は809円とした。異議申し出などの手続きを経て、10月初めにも改定される見通し。

答申通り実施されると、引き上げ幅は栃木と茨城は前年度を1円、群馬は2円上回り、3県とも現行方式となった02年度以降で最高となる。時給の前年度比上昇率は栃木が3.25%、茨城が3.27%、群馬が3.32%。

最低賃金は企業が従業員に支払わなければならない賃金の最低額。労使の代表が参加する中央最低賃金審議会が示した目安をもとに、都道府県ごとに毎年決定する。引き上げ額は群馬が目安の25円より1円高かった。栃木と茨城は目安と同額だった。

労働組合などはより高い水準の引き上げを求めているが、経営者側からは支払い能力の限られる中小企業への影響を懸念する意見もある。北関東では個人消費や雇用情勢が改善傾向にあり、経営者側が引き上げ容認に傾いた格好だ。

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