2018年8月19日(日)

待機児童2割減 千葉県内4月、保育所整備進み

南関東・静岡
2018/8/10 22:00
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 千葉県は10日、2018年4月1日時点の県内の待機児童数が1392人となり、前年同時期に比べて22%(395人)減少したと発表した。待機児童数が減ったのは2年ぶり。人口増が続く県北西部を中心に保育所の整備が加速し、受け皿が広がった。県は「20年度末までに待機児童をゼロにする」(子育て支援課)目標を掲げ、一段の定員拡大を目指す。

 県内で待機児童数が最も多かったのは市川市の385人。同じく県内トップだった前年同時期に比べて33%減少した。同市は保育所の整備を後押しするため、JR市川駅や本八幡駅の周辺など重点区域を中心に補助金を増額。17年度だけで約900人分の定員が生まれ、待機児童を大幅に減らした。

 習志野市も前年同時期に比べて57%減の144人と大きく減った。市こども保育課の担当者は「今後2年間で施設整備をさらに進め、19年度中には待機児童を解消したい」と話す。

 県によると、県内の保育所の定員数(認定こども園など含む)は4月1日時点で11万7128人と前年同時期に比べて8%増えた。定員拡大は県の計画を上回るペースで進んでいるが、国が進める幼児教育の無償化などで「新たな保育需要が生まれる可能性もある」(子育て支援課)。待機児童の解消にはなお不確定要素が残る。

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