2018年8月22日(水)

山中のヘリ墜落頻発、「木に引っかかった」可能性も

社会
2018/8/10 18:12
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 ヘリコプターが墜落する事故は頻発している。特に山中での事故が目立ち、2017年3月には長野県の鉢伏山付近で消防隊員らが乗った同県の防災ヘリが山中に落ちて9人が死亡。10年7月にも埼玉県秩父市の山中で遭難者の救助活動中だった埼玉県の防災ヘリが墜落、5人が死亡した。

群馬県の防災ヘリコプター「はるな」の残骸が発見された山中の現場(10日午後2時40分、群馬県中之条町)=一部画像処理しています・共同

群馬県の防災ヘリコプター「はるな」の残骸が発見された山中の現場(10日午後2時40分、群馬県中之条町)=一部画像処理しています・共同

 元航空自衛隊航空事故調査部長の永冨信吉氏は今回の事故について「登山道を目視で確認するために低空飛行していた最中に雲や霧が濃くなり視界を遮られた可能性がある」と指摘。墜落現場付近の木がなぎ倒されている状況から「機体が木に引っかかり墜落したと思われる」と分析する。

 墜落したヘリの機種は「ベル412EP」。輸送能力に優れ、警察などで採用されるケースが多い。運輸安全委員会によると、鉢伏山での事故のほか、17年5月に山梨県丹波山村で遭難者の救助作業中に墜落した県警のヘリも同機種だった。

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