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中国新車販売7月4%減 貿易戦争で米系敬遠

【北京=多部田俊輔】中国汽車工業協会が10日発表した7月の中国の新車販売台数は188万9100台と前年同月比4.0%減少した。米中貿易戦争を受けて米国製品を敬遠する消費者心理が芽生えているうえ、景気の先行きへの不安が買い控えにつながった。中国の消費をけん引してきた自動車販売の低迷が長引けば、経済成長を下押しする可能性もある。

米中摩擦が新車販売に影を落とす(中国・青島の港に並ぶ輸入車)=ロイター

新車販売が前年同月実績を割り込むのは、旧正月休暇の時期ずれの影響を受ける1~2月を除くと、2017年5月以来1年2カ月ぶり。

乗用車販売は5.3%減の158万9500台。中国市場で独フォルクスワーゲン(VW)と1位を争う米ゼネラル・モーターズ(GM)の中国合弁、上汽GM汽車の販売台数は5%減と2カ月連続でマイナスだった。米フォード・モーターも32%減の大幅減となった。ドイツ系や日系が堅調な一方、米系の落ち込みが目立った。

米国製品に対する不買運動はネット上の一部書き込みなどにとどまる。ただ、北京市内のGM販売店の男性従業員は「貿易戦争の報道から、日独ブランドと比較して迷う顧客を取り逃がしている印象だ」と指摘する。

内陸部を中心とする住宅価格の上昇を受けて、消費者が自動車よりもマンションの購入を優先しているとの分析も出ている。

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