モアイ像、英に返還要求 チリ領イースター島当局

2018/8/10 16:56
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ロンドンの大英博物館が所蔵するモアイ像「ホアハカナナイア」=ゲッティ共同

ロンドンの大英博物館が所蔵するモアイ像「ホアハカナナイア」=ゲッティ共同

【ロンドン=共同】南太平洋に位置する世界遺産、チリ領イースター島の地元当局が、150年前に英国に運ばれて現在ロンドンの大英博物館が所蔵するモアイ像「ホアハカナナイア」の返還を求めている。9日付の英紙デーリー・テレグラフなどが伝えた。

大英博物館は正式な返還要求を受けていないとしたうえで、年間600万人近い入場者がある同博物館で展示することに「公共の利益」があるとして応じない構えだ。

このモアイ像は高さ約2.4メートル。英海軍の船長が1868年に現地から運び、その後、ビクトリア女王に献上された。モアイ像の多くは凝灰岩だが、ホアハカナナイアは玄武岩で、背面に鳥人の絵柄が描かれている。

地元当局は、モアイ像を取り戻すことが19世紀に欧州の探検家たちが自分たちの権利を侵害した「悲しい時代」に終止符を打つ重要な象徴になるとしている。

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