2018年10月20日(土)

9人乗り群馬県の防災ヘリ不明 不時着か墜落の可能性

2018/8/10 13:23 (2018/8/10 15:19更新)
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10日午前10時すぎ、飛行中の群馬県の防災ヘリコプター「はるな」と連絡が取れなくなった。群馬県によると、ヘリには県防災航空隊の職員2人と東邦航空の社員2人、吾妻消防隊員5人の計9人が搭乗している。県警によると、白根山の東側に不時着したか、墜落した可能性があるという。

群馬県の防災ヘリコプター「はるな」とみられる残骸が発見された山中の現場=10日午後3時5分、群馬、長野県境(共同通信社ヘリから)

群馬県の防災ヘリコプター「はるな」とみられる残骸が発見された山中の現場=10日午後3時5分、群馬、長野県境(共同通信社ヘリから)

国土交通省などによると、ヘリは11日に開通する群馬、長野、新潟の県境の稜線(りょうせん)を結ぶ登山道「ぐんま県境稜線トレイル」を上空から確認するために飛行していた。10日午前9時15分ごろに前橋市内のヘリポートを離陸、約2時間後に帰ってくる予定だった。目視で地上の目標物などを確認しながら飛ぶ有視界飛行だった。

群馬県が運航を委託している東邦航空によると訓練飛行中だった。

前橋地方気象台によると、防災ヘリが消息を絶ったとみられる現場に近い同県草津町の10日午前11時ごろの天候は曇りで、弱い風が吹いていたという。

防災ヘリの機種はベル412EPで、県のホームページによると定員は15人。

群馬県の報告書によると、防災ヘリ「はるな」は1997年5月に就航を開始し、総飛行時間は7千時間を超えている。昨年度は山岳救助や患者搬送などで403回飛行した。

連絡が取れなくなった群馬県防災ヘリ「はるな」(JA200G)(群馬県ホームページより)

連絡が取れなくなった群馬県防災ヘリ「はるな」(JA200G)(群馬県ホームページより)

ヘリ事故を巡っては、2017年3月、今回連絡が取れなくなっているヘリと同機種の長野県の消防防災ヘリが県内の山中に墜落し、搭乗の9人全員が死亡した。同年11月には、資材の運搬作業中の東邦航空の仏エアバス・ヘリコプターズ社の「AS332L」が群馬県上野村に墜落し、炎上。搭乗していた4人全員が死亡した。〔共同〕

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