2018年10月17日(水)

PBCが無償提供 マイクロソフトERPの日本対応機能

科学&新技術
BP速報
2018/8/10 23:00
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日経クロステック

パシフィックビジネスコンサルティング(PBC)は2018年8月9日、米マイクロソフトが提供する中堅中小企業向けクラウド統合基幹業務システム(ERP)「Dynamics 365 Business Central(BC)」について、日本版、中国版、香港版、タイ版、ベトナム版のローカライゼーション機能を無償で提供すると発表した。2018年10月から順次、提供を始める。

Dynamics 365 Business Centralの日本語の画面例

Dynamics 365 Business Centralの日本語の画面例

■各国の言語・商習慣に対応

ローカライゼーション機能には、各国の言語に対応したユーザーインタフェースに加え、商習慣などに対応できる機能が含まれている。Dynamics 365 BCは、中小企業向けERPパッケージ「Dynamics NAV」の後継となる製品だ。

PBCは15年以上にわたってDynamics NAVを開発・販売しており、これまでは日本語などのローカライゼーション機能を有償で提供していた。Dynamics NAVがDynamics 365 BCとなったことで、無償での提供に切り替えた。

Dynamics 365 BCは100%間接販売で、PBCはパートナーの1社との位置付けになる。ほかのDynamics 365 BCのパートナーがローカライズ機能を開発することも可能だが、「当社がローカライズで先行しており、ほかのパートナーが開発することはほとんどないとみている」とPBCの小林敏樹社長は話す。PBC以外のパートナー企業も、PBCからDynamics 365 BCを購入することでローカライズ機能を顧客に提供できる。

PBCはDynamics 365 BCを中小企業のほか、大企業の子会社向けなどの用途で売り込む考えだ。マイクロソフトは中堅以上の大規模企業向けのERPとして「Dynamics 365 for Finance and Operations(FO)」も日本国内で提供している。PBCは「中堅企業の場合は、本社はDynamics 365 FO、子会社はDynamics 365 BCを導入するといった提案をしていきたい」(吉島良平戦略事業推進室長)とする。

Dynamics 365 BCの価格は、生産管理やサービス管理が利用できない「Essential」が1ユーザー当たり月額7610円。生産管理やサービス管理を含むすべての機能が利用可能な「Premium」が1ユーザー当たり月額1万880円。

(日経 xTECX/日経SYSTEMS 島田優子)

[日経 xTECH 2018年8月9日掲載]

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