フィリピン、サムライ債8年ぶり発行へ 1500億円を調達
[有料会員限定]
【マニラ=遠藤淳】フィリピン政府は15日、円建て債券(サムライ債)を8年ぶりに発行する。発行額は計1542億円。日本の投資家の需要が強く、想定していた10億ドル(約1100億円)を大きく上回った。米国の利上げでドルの調達コストが上がっているため、資金調達方法を多様化する。看板政策のインフラ開発計画にも追い風になりそうだ。
発行するサムライ債は3本立てで、3年債が1072億円、5年債が62億円、10...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り611文字