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鉄スクラップ輸出価格上昇、前月比2%高

猛暑で解体発生減響く

鉄スクラップの輸出価格が上昇した。関東鉄源協同組合(東京・品川)が9日実施した8月契約の輸出入札の落札価格は1トン当たり3万4860円。前月に比べて530円(2%)上昇した。値上がりは2カ月連続。鉄鋼需要が堅調ななか、猛暑で鉄スクラップの発生が減ったことが影響したもようだ。

1社が落札し、数量は1万5千トンだった。向け先はベトナムとみられる。鉄スクラップは建物の解体などで発生する。ただ熱中症対策で解体時間が短くなっているようで、関東近辺で発生量が減っている。業者の入荷は前年同時期と比べて8割程度の地域が多いという。

供給が細っているため、価格は国内向け、輸出向けともに高値圏で推移している。同組合の山下雄平理事長は「3万4千円台の輸出価格が4カ月間続いている。これほど長い間、高原状態が続くのは珍しい」と話す。

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