2018年11月22日(木)

Windowsのサマータイム対応、組み込み機器に難題

科学&新技術
BP速報
2018/8/9 18:00
保存
共有
印刷
その他

日経クロステック

日本マイクロソフトは2018年8月8日、日本で東京五輪・パラリンピックの暑さ対策のため導入が取り沙汰されているサマータイムへの対応について説明した。

Windows 7の「日付と時刻」画面。サマータイム実施国では「自動的に夏時間の調整をする」というチェックボックスが出る(出所:日本マイクロソフト)

Windows 7の「日付と時刻」画面。サマータイム実施国では「自動的に夏時間の調整をする」というチェックボックスが出る(出所:日本マイクロソフト)

法人向け事業などを担当する浅野智業務執行役員は「Windowsは全てのOSがサマータイムに対応している。ただし、日本で対応するにはアップデートが必要だ」と述べた。

Windows 7の場合、「日付と時刻」画面を起動すると時計とタイムゾーン設定画面を表示する。ノートパソコンを持って海外に出かけたときなどは、タイムゾーンを変更すれば現地時刻に切り換わる。

例えば米国西海岸に出かけてタイムゾーン「太平洋標準時」を選択すると、「自動的に夏時間の調整をする」というチェックボックスを表示し、自動的にサマータイム(夏時間)を適用する。日本に帰国してタイムゾーンを「大阪、札幌、東京」に切り換えるとチェックボックスが出なくなる。

仮に日本でサマータイムが導入された場合、「Windows Update」でチェックボックスを表示するアップデートを配信することになるという。Windows 7に限らず、Windows 10やWindows Server 2008などを含む全てのOS製品が基本的に同様の仕組みを持つ。現在、欧米諸国では1時間幅で時刻を調整するサマータイムが主流だが、日本で検討されている2時間幅にも対応できるという。

ただし、Windowsは決済端末やキオスク端末、工場設備などの組み込み機器にも多く使われている。これらの機器でWindows Updateを適用しにくい場合、サマータイム対応が難題になる可能性があるという。

(日経 xTECH/日経コンピュータ 清嶋直樹)

[日経 xTECH 2018年8月8日掲載]

保存
共有
印刷
その他

日経BPの関連記事

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報