2018年9月23日(日)

カメラvsスマホ 軍配はどっち? 3つのポイント

3ポイントまとめ
コラム(ビジネス)
エレクトロニクス
2018/8/9 12:00
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 プリント写真が手軽に撮れるインスタントカメラが売れています。富士フイルムの「チェキ」も好調で、同社は9日、2018年度の販売計画を前年度から3割引き上げ、1000万台にすると発表しました。スマートフォン(スマホ)の普及にカメラが押されるなか、新たなトレンドは市場にインパクトを与えるでしょうか。

(1)デジカメ市場、10年で5分の1に

 世界のデジタルカメラ市場は、08年の1億台超をピークに5分の1まで縮小しました。特にコンパクトデジタルカメラは9割減と急速に落ちています。直近では、1~6月の出荷台数が前年同期と比べ2割減。カメラメーカーが想定する以上に市場縮小が加速しており、生産撤退の動きも出ています。

カシオ、デジカメ撤退を発表 スマホ台頭で

(2)スマホの性能向上に限界も

 手軽に写真が撮れるスマホが、カメラの販売を圧迫してきました。最近はレンズを複数つけたり、撮影の傾向を学習して自動設定する人工知能(AI)の搭載もすすんでいます。米アップルや中国・華為技術(ファーウェイ)など大手スマホメーカーはカメラの性能で差別化していますが、端末の進化には限界もみえます。

複数カメラでピント自在 スマホ背面搭載、一眼レフ級

(3)SNS映えにカメラの商機

 写真投稿サイト「インスタグラム」の世界的なブームで、若者を中心に本格的な写真を撮りたいニーズが高まっています。17年のカメラ総出荷台数は3%増と、一時的に盛り返しました。一眼レフより軽量小型なミラーレスカメラや、レトロな写真が撮れるインスタントカメラなどに商機がありそうです。

市場急成長のミラーレス ニコン再参入でメーカー勢ぞろい

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