2019年6月17日(月)

6/17 12:00更新 マーケット 記事ランキング

  1. 1位: 出光興産に吹き付ける「ダイベストメント」の逆風[有料会員限定]
  2. 2位: 「あいつらの力を借りよう」(ルポ迫真)[有料会員限定]
  3. 3位: 追い込まれる日銀、ちらつく追加利下げの劇薬[有料会員限定]
  4. 4位: 産業ガスメジャーに向かうマネー、大陽日酸は上場来高値[有料会員限定]
  5. 5位: 中国マネー、不動産投資が急減速 米1~3月、7割減[有料会員限定]
時価総額(普通株式ベース)
  • 東証1部 5,900,945億円
  • 東証2部 71,459億円
  • ジャスダック 86,922億円
東証1部全銘柄の指標
連結前期基準予想
純資産倍率 1.14倍 --
株価収益率13.84倍13.40倍
株式益回り7.22%7.46%
配当利回り2.07% 2.08%
株式市場データ

最新の市場情報

「※」は20分以上遅延
日経平均株価(円) 21,136.49 +19.60
日経平均先物(円)
大取,19/09月 ※
21,090 +60

日経チャンネルマーケッツでは、マーケット・経済専門チャンネル日経CNBCの番組をライブ配信。配信中の番組から注目のトピックスをお届けします。

トップに聞く[映像あり]

クボタ 社長 木股 昌俊

6月17日(月)09:50

「鈴木亮の視界亮行」中国景気は大丈夫か[映像あり]

6月14日(金)14:20

[PR]

マーケットニュース

フォローする

ヴェニスの商人(十字路)

2018/8/9 11:30
保存
共有
印刷
その他

シェイクスピアの戯曲「ヴェニスの商人」は、貿易商アントーニオが友人のため高利貸しシャイロックから借金するが、商船が遭難して財産を失い、裁判で借金担保の自分の胸肉1ポンドを切り取られる危機に陥るが、仲間の機転で助かる、という喜劇だ。

アントーニオは今でいうと、利潤追求の資本論理と契約概念のみで世界とつながる国際的ビジネスマンだ。しかし、心では異邦人を毛嫌いするキリスト教徒だ。友愛する仲間を助けるため、嫌悪する異教徒からお金を借りなくてはならない時ですら、不遜な態度を変えない。そんな彼に対する憎悪が蓄積していくシャイロックは叫ぶ。「あの男、(俺が)損したと言っては笑い、得をしたと言っては嘲る、おれの仲間を蔑む」

この戯曲が英国で初演された16世紀末から400年以上たった現代日本で、戯曲のリメークのようなドラマが起きている。それは日本の上場企業と外国人アクティビスト(物言う株主)の相克だ。

普段は極力関わりたくないアクティビストだが、債務超過を回避できる増資を引き受けてくれる時だけ、渋々取引する。資本論理の上場会社として世界とつながりながら、不採算事業の売却や余剰現金の返還(配当や自社株買い)などアクティビストによる企業価値向上の提案をことごとく否認する。するとアクティビストの攻勢は悪感情も手伝いますます強まる。ここまでが戯曲から来る既視感だが、結末は喜劇だろうか。

会社側はアクティビストをリスク資本の担い手として敬意を払う必要がある。高リスクに見合う高い利回り、高リターンを求める人を強欲者とけなしたら、資本主義は成り立たない。彼らの要求・要望はほとんどが正論だ。会社が企業価値向上の施策を実行しているなら、対話を避けず、堂々と議論したらいい。

(DRCキャピタル代表取締役     青松 英男)

マーケットニュースをMyニュースでまとめ読み
フォローする

保存
共有
印刷
その他

電子版トップマーケットトップ

読まれたコラム