2018年11月15日(木)

ベネズエラ、野党指導者に逮捕命令 暗殺関与疑いで

2018/8/9 5:40
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【サンパウロ=外山尚之】南米ベネズエラの最高裁は8日、マドゥロ大統領の暗殺未遂に関与した疑いがあるとして、野党指導者のフリオ・ボルヘス元議長に逮捕命令を出した。ベネズエラ政府は野党議員に対し、不逮捕特権の剥奪も実施。暗殺未遂を機に、弾圧姿勢を強めている。

ベネズエラの野党指導者、フリオ・ボルヘス元議長(2月)=ロイター

マドゥロ氏は4日に起きたドローン(小型無人機)による自身の暗殺未遂について、ボルヘス氏が関与していると非難していた。ボルヘス氏は国外に滞在しており、身柄拘束を拒否。「世界に対し、不当な攻撃を告発する」と述べた。

マドゥロ政権は暗殺未遂を受け、議員を含む野党関係者を相次ぎ逮捕するなど、弾圧を進めている。ベネズエラでは議員に対する不逮捕特権があるが、三権を掌握するマドゥロ政権は裁判所や捜査機関と一体となり、これを無視している。

マドゥロ氏は暗殺未遂は米国やコロンビアが指示していると主張するが根拠に乏しく、米国が自作自演の可能性があると指摘するなど、不透明な点が多い。野党陣営は政権が事件を弾圧の口実に使っていると非難する。

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