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7月末に決めた新政策は2年前の決定と似た発想に基づくもの――。日銀内で聞く声だ。緩和策の柔軟性を上げる一方、それが市場混乱を招かないよう緩和継続の新たな約束もする。そんな組み合わせは2016年9月の長短金利操作政策の導入時と同じだからだ。ただ柔軟性向上の効果は、「モデル」となった前回ほどはない可能性もある。
今回の対応には2つの柱がある。ひとつは長期金利(10年物国債利回り)の変動容認幅の拡大な…
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