2019年8月21日(水)

北関東地銀4~6月期、めぶきは最終増益 収益厳しく

2018/8/8 22:30
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北関東の5地銀・グループの2018年4~6月期連結決算が8日出そろった。最終増益を確保したのはめぶきフィナンシャルグループ(FG)のみで、他の4行は軒並み最終減益となった。貸出金利回りは緩やかに低下を続け、収益環境はなお厳しい。加えて、余資運用では米長期金利の上昇に伴い、各行で米国債の損切りを進める動きが目立った。

連結純利益はめぶきFGが前年同期比12%増の134億円と2桁増益を確保したが、群馬銀東和銀など4行は大幅な最終減益となった。めぶきFGも本業のもうけを示す実質業務純益は20%減の145億円にとどまった。傘下の常陽銀行が上場投資信託(ETF)の売却益を計上し、最終増益となった。

米長期金利の上昇を受け、各行は有価証券のポートフォリオの見直しを進めている。めぶきFGは米国債を売却して含み損を解消する一方、欧州債や事業債を購入した。4~6月期に売却損を計上した群馬銀は「第2四半期以降の金利動向を見て、買い戻しも検討する」という。

筑波銀も米国債を中心に外債の損切りを進めたが「評価損の拡大を補いきれなかった」。米国債や投資信託などその他有価証券の含み益(6月末時点)は6億円と前年比で74%減った。低金利が続くなか、有価証券運用も難しさを増している。

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