2018年8月22日(水)

香港キャセイ航空、37億円赤字 原油高でコスト増

中国・台湾
アジアBiz
2018/8/8 21:00
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 【香港=木原雄士】香港の航空大手キャセイパシフィック航空は8日、2018年1~6月期の最終損益が2億6300万香港ドル(約37億円)の赤字だったと発表した。原油高によるコスト増が響いた。中国の国有航空会社や格安航空会社(LCC)との競争激化に苦しんでいるが、赤字額は前年同期と比べて大幅に縮小した。

 売上高は16%増の530億香港ドルだった。旅客部門が新規路線の開設などで10%伸びたほか、貨物も23%増と好調だった。乗客1人を1キロメートル運ぶことで得られる収入を示す「イールド」は6.6%プラス。貨物部門のイールドも16%増だった。燃料費のヘッジ(回避)取引に伴う損失は縮小したが、原油価格の上昇で全体の燃料コストは膨らんだ。

 ジョン・スローサー会長は声明で、下期の見通しについて「旅客収支は改善が続き、貨物事業も引き続き強いと期待している」と指摘した。キャセイ航空は17年に3カ年の経営改善計画を策定しており「予定通り進める」とした。

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