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渋谷工業、今期50億円投資 充填機や医療機器強化、3年連続増配

渋谷工業は8日、2019年6月期の設備投資額を前期の約3倍となる50億円台にするとの見通しを明らかにした。飲料充填機を中心とする主力のボトリングシステムの生産体制を強化するため工場を新設する。また医療機器の新工場建設にも充てる。飲料分野を中心に好調な業績が続くとみて、今期は3期連続の増配を実施する。

19年6月期の連結売上高は前期比10%増の1080億円を見込み、初めて1000億円を超える。飲料メーカーなどの活発な設備投資を受けて充填機の販売が伸びる。人工透析装置などの医療機器も国内外で受注を伸ばす。

純利益は微増の75億円を見込む。年間配当は18年6月期が前の期比15円増の50円、19年6月期はさらに10円増配の60円とする。

ボトリングシステム向けの新工場は石川県能美市の子会社敷地内で来年3月の完成に向けて、着工した。金沢市内の拠点で計画する医療機器の新工場は来年夏の稼働をめざす。

渋谷弘利社長は貿易摩擦の事業への影響について「米国の関税引き上げに伴う問題は生じていないが、自動車産業が打撃を受けると多少の影響があるかもしれない」と語った。

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