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マレーシアIHHの印病院買収に暗雲、第一三共が買収差し止め要求

【ムンバイ=早川麗】マレーシアのIHHヘルスケアによるインドの同業フォルティス・ヘルスケアの買収に暗雲が垂れ込めている。フォルティス株主に対する債権を持つ第一三共が8日までに、デリー高等裁判所に買収差し止めを求める訴えを起こしたためだ。法廷闘争が長引けば、2018年末としたIHHによる買収完了が計画よりも遅れる恐れがある。

IHHヘルスケアは7月13日、最大約1200億円でフォルティスを買収することで同社と合意したと発表していた。フォルティスの株主であるマルビンダー・シン氏とシビンダル・シン氏の兄弟は第一三共が過去に買収した印製薬大手、旧ランバクシー・ラボラトリーズの元株主だ。

デリー高裁は2018年1月、ランバクシー関連で、350億ルピー(約570億円)の損害賠償金を第一三共に支払うようシン兄弟らに命じている。第一三共は7月中旬、この支払いが行われる前にフォルティス株を売却するのは不当だとして、デリー高裁に買収差し止めを求めた。

IHHヘルスケアは第三者割当増資の引き受けと株式公開買い付けによってフォルティス株の過半を取得する計画で、独禁当局の許可を得たうえで18年末までの出資完了を見込んでいる。

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