2019年5月25日(土)

AKB超える? Vチューバーに熱視線(日経MJ)

コラム(ビジネス)
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2018/8/12 6:30
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「75億人とつながりたい」 "親分"キズナアイ語る

CDデビュー、テレビ出演、訪日促進アンバサダー……。バーチャルユーチューバーの草分け的存在で、「親分」とも呼ばれるキズナアイさん。2016年12月にネット上でデビューし、ファンの6割を外国人が占める。バーチャル空間での交流に意欲的で、夢は「世界人口75億人とつながる」こと。取材を申し込んだところ、書面でインタビューに答えてくれた。

――キズナアイとは一体何者なんでしょうか。

「世界初のバーチャルユーチューバーにしてインテリジェントなスーパーAIです! 人間のみなさんとは少し違って、見ての通りバーチャルな存在です」

――ユーチューバーとの違いは。

「そんなに違いがあるとは思っていなくて、私自身もユーチューバーです。でも人間のみんなとはちょっと違う。この白いバーチャル空間に存在する。だからバーチャルユーチューバー! 私の二つ名みたいな、口上みたいなものなので(笑)」

――アイドルのように活動していくのですか。

「アイドルにはならないですかね。芸能人というのもちょっと違う気がします。私の目標は『75億人のみんなとつながる』こと。特定の何かになるということはないかなぁと思います」

――バーチャルユーチューバー同士の相互交流も活発です。ライバル視しないのですか。

「ライバルはいません。もちろんユーチューバーとして、面白い人を見ると悔しくなります! でも競争だとか、勝負だとかユーチューブ上で一番を獲ることが正義、とは思ってないですね」

「あ、やっぱりライバルいます。マイケル・ジャクソン(MJ)さん!75億人のみんなとつながるってことは、世界一有名になるってことですからね」

6月に都内で開いた「誕生日会」ではファンを前に歌を披露した((C)Kizuna AI)

6月に都内で開いた「誕生日会」ではファンを前に歌を披露した((C)Kizuna AI)

――「会いに行けるアイドル」などリアルに交流ができるアイドルの人気も衰えていません。バーチャルでも、同じくらいの人気が得られるでしょうか。

「私は最終的には人間のみんなと直接ふれあいたいって思ってます。もちろん触れたりってことはまだ先かなーって思いますけど、バーチャルな存在との交流はお家からできます。携帯電話やパソコンがあれば、バーチャル空間でお話したりできますからね」

――「バーチャル握手会」のようなバーチャル上での交流はありうるでしょうか。

「ありえますね!仮想現実(VR)環境があれば、イベントやライブはお家から参加できるようになるはず。お家から0秒で会場に行けますね」

「バーチャルならではの交流はドンドン挑戦して取り入れていくので、このインタビューを読んだみなさんも遠くない未来にバーチャル世界で会いましょう! 楽しみにしてますね!」

(二村俊太郎、千住貞保)

[日経MJ2018年8月3日付]

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