2018年9月19日(水)

リックス、AI搭載自動搬送ロボットをレンタル

科学&新技術
BP速報
2018/8/8 18:00
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日経クロステック

 オリックスとオリックス・レンテック(東京・品川)は、棚入れやピッキング作業の一部を自動化できるギークプラス(千葉県印西市)製自動搬送ロボット「EVE」のレンタルサービスを2018年8月3日から開始した。オリックスが開発する物流施設のテナントに向けたサービスのラインアップに加えるもの。これにより同サービスで取り扱うロボットは、7メーカーの8機種となる。

走行イメージ

走行イメージ

自動搬送ロボット「EVE」(最大積載荷重が800kgの「同800」)

自動搬送ロボット「EVE」(最大積載荷重が800kgの「同800」)


 同ロボットは、最大積載荷重が500~1000kgの自動搬送ロボット。荷が並ぶ専用棚の下部に潜り込み、棚自体を作業員の待つワーキングステーションまで移動させる機能を持つ。人工知能(AI)によってルート設定を最適化し、1.5m/秒で走行する。自動で充電し、30分の充電で10時間の稼働が可能だ。

 入荷・出荷・棚卸しなどの業務で作業員は仕分けだけを担当すればよく、荷を取りに歩き回る必要がなくなる。例えば、ワーキングステーションを設置しておき、ここへロボットが棚ごと荷を運ぶ。作業員は、ステーションのディスプレーに出る指示に従って棚から荷を取り、別の棚でLEDランプにより指定される位置や箱などに必要数量を入れる。同ロボットを制御するシステムは、蓄積した入出庫データを分析し、頻繁に扱われる荷の載った棚をワーキングステーションの近くに配置するなどの最適化を図る。

ワーキングステーションのイメージ

ワーキングステーションのイメージ

 同サービスは、物流ロボットと導入に必要なシステム構築を合わせて6カ月間、無償で提供する。入居スペースを有効に利用する方法や、ロボットの具体的な活用方法、導入効果のシミュレーションなどをパッケージ化して提案する。2002年から物流施設の開発を手がけるオリックスと、16年からロボットレンタル事業「RoboRen」を展開するオリックス・レンテックが共同で取り組む。

 サービスの対象となる施設は、蓮田Iロジスティクスセンター(埼玉県蓮田市)と厚木IIロジスティクスセンター(神奈川県厚木市)、蓮田IIロジスティクスセンター(埼玉県蓮田市、19年3月竣工予定)、松伏ロジスティクスセンター(埼玉県松伏町、19年3月竣工予定)、枚方IIロジスティクスセンター(大阪府枚方市、20年1月竣工予定)の5カ所。

(ライター 松田千穂)

[日経 xTECH 2018年8月7日掲載]

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