2019年6月17日(月)

投資先の情報を楽々管理 ケップルがVC向けツール

2018/8/8 13:38
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スタートアップ支援に特化した会計事務所を運営するケップル(東京・渋谷、神先孝裕社長)はスタートアップの業績や資金調達情報などを管理するSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)を開発した。まずはベンチャーキャピタル(VC)向けに提供を始める。VCにとり投資先企業は検討中なども含めると担当者1人あたり数十社にのぼり、煩雑な管理が負担だった。将来はスタートアップ自らが自社情報を入力できるようにし、スタートアップの金融情報プラットフォームに育てる考えだ。

神先孝裕社長

このほど開設した「FUNDBOARD(ファンドボード)」はVC担当者が投資先を「投資済み」「検討中」「見送り」などの関係性ごとに分類でき、業績や資本情報、さらに関連する会議資料などをひも付けられる。スタートアップはVCの要請に応じ業績情資料などを直接アップロードすることができる。VCは企業名ごとに情報を一元管理できる。

これまでスタートアップの情報はVC担当者が属人的に管理し、社内の情報共有ができていないことが多かった。さらに四半期ごとにファンド出資者に投資先の業績情報を報告する際、資料を集め直すなど手間がかかっていた。スタートアップに特化した情報管理ツールは国内初という。

利用価格は1ユーザーごとに月1万2800円から。契約人数が増えると価格が下がる。すでにイーストベンチャーズなどが導入済み。今後1年間でVC100社への導入を目指す。

開発したケップルは2013年に創業した。常時約200社のスタートアップやVCと顧問契約を結んでいる。神先社長が煩雑なスタートアップの業績管理の課題を目の当たりにし、開発を思い立ったという。

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