2018年11月18日(日)

中国・人民日報、グーグルの中国復帰を歓迎 自主検閲受け入れ前提

2018/8/7 15:30 (2018/8/7 23:35更新)
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【上海=多部田俊輔】中国共産党機関紙の人民日報は7日、米交流サイトのフェイスブックなどで「米グーグルが中国市場に戻ってくることを歓迎する」とコメントした。グーグルが中国当局の検閲を容認する形で同国向け検索サービスの立ち上げを検討していると米ニュースサイトが報道したことに対応したとみられる。一方、「法律の要件を満たすことが前提条件だ」として、検閲の受け入れが不可欠だとくぎを刺した。

グーグルは2010年、検索サービスについて中国当局が求める自主検閲を撤廃したことから当局と対立し、中国で利用できなくなった。人民日報は投稿で中国のネット利用者が8年前の2倍以上に増えた例を挙げ、「撤退の判断は大失敗だ。中国のネットが発展する黄金期の勝機を逃した」と指摘した。ただ人民日報のグーグルに関するコメントは7日夜までに削除された。理由は不明だが、グーグルに批判的な意見があるとみられる。

中国は世界最大のネット利用者を抱え、中国政府は人工知能(AI)ななど先端技術の普及を後押しする。巨大な商機をみすえ、グーグルは北京にAI研究拠点を設け、中国で利用ができないフェイスブックも浙江省に開発拠点を構えるなど中国進出を模索している。

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