2018年9月26日(水)

一条工務店、長野県佐久穂町でメガソーラー計画

科学&新技術
BP速報
2018/8/7 20:00
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日経クロステック

 ハウスメーカー大手の一条工務店(東京・江東)が、長野県佐久穂町で合計出力78MW(メガワット)のメガソーラー(大規模太陽光発電所)の開発を進めている。長野県が2018年8月1日に環境影響評価(アセスメント)の配慮書を公告し縦覧を開始した。

対象事業実施想定区域の位置と予備調査範囲(出所:環境影響評価・配慮書)

対象事業実施想定区域の位置と予備調査範囲(出所:環境影響評価・配慮書)

■2サイトで78MW

 同社子会社の一条メガソーラー(三重県伊賀市)が、「一条メガソーラー長野佐久穂大日向第一発電所・第二発電所(仮称)」の2サイトで建設を計画している。

 同発電所は、敷地面積約210ha(ヘクタール)の山林に約78MWのメガソーラーを建設する。第一発電所は出力約58MWで中部電力に連系、第二発電所は出力約20MWで東京電力エナジーパートナーに連系し、発電電力をそれぞれに売電する。27年度に送電を開始する予定。

 想定区域では、重要な動植物の確認情報もあり、自然環境に十分配慮した計画策定が求められている。造成して太陽光パネルを設置する範囲が重要となることから、配慮書では複数の配置計画案を設定した。太陽光パネルの設置を想定している範囲は約95~100ha、残置森林などが約110~115ha。

 第一発電所は、多結晶シリコン太陽光パネル(300W/枚)を約20万枚、500kWのパワーコンディショナー(PCS)を116台、昇圧変圧器を29台、送変電設備を1台設置する。基礎は杭式。送電線は約 11.4kmの地中ケーブルを埋設する。

 第二発電所は、多結晶シリコン太陽光パネル(300W/枚)を約7万枚、500kWのPCSを40台、昇圧変圧器を10台、送変電設備を1台設置する。基礎は杭式。送電線は、鉄塔を新設した架空送電線方式とする。

 両サイトとも、防災計画として調整池を設置する。造成によって発生する盛り土法面については、周辺地域の生態系に配慮して緑化を行う計画。

 一条工務店は、国内合計1000MWを目標に太陽光発電所の建設を進めている。佐久穂町では、同発電所のほかにも海瀬地区に出力30MWのメガソーラー「一条メガソーラー長野佐久穂海瀬発電所(仮称)」を計画しており、16年9~10月に環境評価方法書を公告・縦覧した。両プロジェクトを合わせると出力100MWを超える規模になる。

(日経BP総研クリーンテックラボ)

[日経 xTECH 2018年8月6日掲載]

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