アグリHDが弁当ラボ 日本の食文化を海外発信

2018/8/7 13:50
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日本食の海外展開を進めるスタートアップ、アグリホールディングス(東京・中央、前田一成社長)は弁当の研究開発拠点「BENTO LABO(ベントーラボ)」を東京中央区に開設した。一人ひとりの健康に配慮した機能性の高い弁当開発などを行う。前田社長は「日本の食文化の結晶である弁当の価値をさらに高め、海外から宇宙にまで発信する拠点としたい」と意気込んだ。

6日に開かれたBENTO LABOの開所式(東京・中央、前田一成社長は左から3人目)

ベントーラボはこのほど移転した本社とコワーキングスペースを兼ね備えた「AG&FOOD(アグアンドフード)センター」の一画に設置した。今年中に健康に配慮した弁当の提供を法人・個人向けに始め、来年中に減塩や抗酸化など体内環境を整える健康弁当をヒトによる試験を実施して効果を計測する計画だ。最終的には個々人の健康状態に合わせた弁当の提供システムを構築する。これらの健康弁当は2020年中に海外展開する。

弁当に限らず日本食材・料理のオープンイノベーション拠点とする方針で、調理学校や大企業、研究機関など幅広い分野の専門家が集う場所に育てる。宇宙食なども手掛けたい考えだ。

アグリHDは日本食材の海外輸出を担うスタートアップとして14年に創業した。コメの自社生産からシンガポールと米ニューヨークでおにぎり・お弁当販売チェーン展開など、食材の生産、輸出、販売まで一貫したビジネスモデルを構築している。技術系スタートアップを多く支援するリバネス(東京・新宿)の支援を受け、18年5月には農業機械老舗の小橋工業、ロート製薬などによる第三者割当増資で1億2000万円を調達した。

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