トルコリラ、午前5時の急落 「ミセス・ワタナベ」損切り
経済部 浜美佐
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7日早朝の外国為替市場でトルコリラが対円で急落した。対米関係の悪化や、中央銀行の独立性への懸念を背景に、リラ売りに拍車がかかっている。特に今朝の急落は、リラの対円相場が1リラ=21円を割り込んだことで外為証拠金(FX)取引を手掛ける日本の個人投資家「ミセス・ワタナベ」によるロスカット(損失確定売り)が出たことが一因となったとみられる。
リラ売りが加速したのは7日の午前5時半すぎ。1リラ=21円を...
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