2018年12月13日(木)

「新元号発表は即位後に」 自民保守系、菅氏に要請

2018/8/6 20:18
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古屋圭司衆院議院運営委員長ら保守色の強い自民党議員は6日、菅義偉官房長官と首相官邸で会談し、新元号の制定と発表は来年5月1日の新天皇の即位後とすべきだと要請した。政府は改元に伴う国民生活の混乱を最小限にするため、改元1カ月前の公表を想定し、各府省庁の情報システムの移行など準備を進めると決定している。政府と議員側の溝が改めて浮き彫りになった形だ。

菅氏は「重く受け止める」と述べるにとどめた。古屋氏は、超党派の保守系議員でつくる議員連盟「日本会議国会議員懇談会」の会長。同懇談会は、6月に新元号公表は来年5月1日を原則にすべきだとの見解をまとめている。古屋、菅両氏の会談には、山谷えり子・元国家公安委員長と柴山昌彦自民党総裁特別補佐が同席した。

関係者によると、菅氏への要請では、元号法は皇位継承時に改元する「一世一元制」を採用していると指摘。昭和や平成で新天皇による改元だったことを踏まえ、平成に代わる新元号を定める政令も即位した新天皇が公布すべきだと訴えた。

要請後、古屋氏は「そうした対応は伝統ですから守ってもらいたいと菅氏に申し上げた」と記者団に述べた。

政府は当初、今年半ばに公表する方向だったが、早期公表で新天皇に注目が集まれば天皇陛下との「二重権威」が生じかねないとの懸念から、徐々に新元号公表と改元までの期間を短縮してきた。〔共同〕

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