2018年8月21日(火)

トヨタが記念式典を開催 創業者が米殿堂入り

自動車・機械
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2018/8/6 20:30
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 トヨタ自動車は6日、創業者の豊田喜一郎氏(故人)が米国自動車殿堂入りしたことを記念する式典を開いた。主力事業が自動織機と紡織だった1930年代に国産自動車の開発と製造に乗り出し、世界販売1000万台の礎を築いた。豊田章一郎名誉会長は「志半ばで倒れ、大衆自動車の実現を見ることはできなかったが、夢と志は受け継がれた」と話した。

トヨタは創業者の豊田喜一郎氏の米国自動車殿堂入りの式典を開いた(6日、愛知県豊田市)

 愛知県豊田市で開いた式典には同社役員のほか、トヨタ自動車販売店協会や協豊会、栄豊会、グループ各社の代表者ら約100人が出席した。

 トヨタでは1994年に豊田英二氏(故人)、2007年に章一郎氏が米国自動車殿堂入りした。喜一郎氏は欧州で化学繊維のレーヨンが既存の繊維業を席巻する光景をみて、車を次世代産業に位置付け、主力事業のモデルチェンジを進めた。

 だが戦後直後の労働争議で社長を辞任。復帰を前にして1952年に死去した。その後、トヨタは55年にクラウンを発売し、大衆車の普及を加速した。豊田章男社長は「喜一郎と仲間の方々は良いところをほとんど見ていない。自分のためではなく、次世代の笑顔のために闘うという創業の原点をしっかりと継承していく」とあいさつした。

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